「コーチングスクール☆2ヶ月目」『聞く』は一生のテーマ【3】
『聞く』を初めて意識した!
「コーチングスクール」4回目~6回目のレポートです。
コーチはまず、相手の方(以後、クライアント)の話を『聞く』ことから始めます。
『聞く』ことって、生まれてからずーっと毎日の生活の中で行っていることだし、
改めて技術なんて必要ないよ・・・と思いませんか?
でも、ふだん人の話を聞く時って、
じっくり身構えて、全神経を集中させるなんてことはありませんよね。
友達から相談を受けても、「何かいいアドバイスできないかな。」とか、
「相手が悪いからしょうがないじゃん。」とか、
「この後、どこのケーキ食べに行こうかな」とか、
頭の中では、たくさんの考えがフワフワ浮かんでいませんか?
コーチングでは、クライアントさんに全神経を集中させて、
言葉ひとつひとつにも丁寧に聞き逃さず、
心から共感して聞いていきます。
このように「コーチングスクール」4回目からは
『聞く』ことをテーマに講座が進んで行きました。
「7分間コーチング」スタート!
まず、基本は『聞く』ことから。
クライアントさんは、悩みを抱えているからこそコーチングを受けに来ます。
その悩みや想いを、否定することなく、質問をはさむことなく、
ましてや途中で意見をすることなく、
クライアントさんが納得するまで、じっくりと話を聞きます。
・・・講義としてはわかるけど、これを実行するのは至難の業です!
未だに私の最大の課題です!
つい、言葉をはさみます。
自分の意見を言っちゃいます。
「コーチングスクール」のいいところは、
さっそく実践するところです。
生徒二人でペアになって、コーチとクライアントに分かれ、
7分間交互にコーチングを行うというメニューが始まりました。
早くも、コーチ人生のスタートです!
黙って『聞く』なんて初体験!
ペアになった相手の話を聞くことになりました。
なんだかソワソワします。
『聞く』ことに意識を集中させようとすることで、にわかに緊張します。
そして、問題は・・・自分の会話の癖なのでしょうが、
すぐに口をはさみたくなります。
すぐに質問したくなっちゃうんです。
相手の悩みの本質ではないにもかかわらず
私自身が興味あるコトバへ食いついちゃうって感じです。
当然、相手は話しの腰を折られてしまって、
安心して話を続けられない心境になってしまいます。
ちゃんとコーチ側が「聞いていますよ」という姿勢でいることで
初めてクライアントさんが安心して話をすることができ、
お互いの信頼関係も築くことができる・・・という
基本中の基本から実践を重ねていくことになりました。
《2018年10月の出来事:私57歳・息子高1・義母88歳/介護13年目》