「コーチングスクール☆3ヶ月目」『質問の技』が盛りだくさん【4】

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『聞く』に『質問の技』をプラス

「コーチングスクール」7回目~11回目のレポートです。

『聞く』ことに意識を集中した講座を3回終えると

次は『質問技法』を5回にわたって学びます。

クライアントさんの話をしっかり聞くことで、

何が問題になっているのか、

何につまずいて先に進めないのか、

何を迷っているのか、

コーチ側にもおぼろげながら見えてきます。

 

そこで、クライアントさん自身が

自分の心の中へ一歩踏み込むための質問を投げかけます。

コーチングの基本「答えはクライアント自身の中にある」

問題の答えを出すのはクライアントさん自身なので、

自分の中の答えをより見つけやすいように

手がかりになったり、気づきをうながす質問を投げかけます。

そして、そこで返ってきたコトバをしっかり受け止めます。

そのあとじっくりとやり取りをしたあと、

クライアントさんがふと立ち止まってしまったら、

また質問を投げかけます。

 

このやり取りを何回か繰り返していくうちに

湖の底に沈んでいたカケラが、

水面に突如ぽっかりと浮き上がってくるように

クライアントさんの答えのカタチが見えてきます。

 

その都度、タイムリーにポイントを突いて繰り出す『質問の技』!

たいへんです! たいへんです! 難しすぎます!!

あらゆる方向からの『質問の技』

多くの『質問の技』を学びました。

メモもしっかり取りました。

理解もしました。

講座時間最後の「7分間コーチング」でも、

その日に習った『質問の技』を使って行いました。

ところが、すべての5回の講座での『質問の技』を網羅した上で、

クライアントさんの話に応じて、

今どの質問を出すべきかということを判断し、口にするのは至難の業です!

 

つい「気の利いた質問をしなくちゃ。」と焦ってしまいます。

話をじっくり聞くよりも「質問する内容」を考えているので、

ポイントを外した「質問」をしてしまうことも数知れず!

オブザーバー役からのフィードバック

講座では、コーチ役・クライアント役・オブザーバー役と分かれているので、

オブザーバー役の人に「7分間コーチング」が終わった直後に

コーチとして良かったところと、気をつけるところについて

フィードバックをもらえます。

この振り返りが「コーチング」の学びを深めていきます。

 

塙さんは1時間の講座内容の同時録画したものを

講座修了後すぐにデータとして送ってくれるので、

客観的に自分のコーチ姿を見ることができます。

あまり見て楽しい姿ではないけど、自分の質問の癖が手に取るようにわかる!

けっこう、数少ない自分の質問パターンを繰り返してることがわかって愕然!!

道のりの長さを実感する瞬間です。

 

ちなみに、急に予定が入って「コーチングスクール」をお休みしてしまっても

講座内容はこの録画を見ることができるので安心なんですよ。

『質問の技』1000本ノックへ!

「コーチング」は決まった道筋があるわけではありません。

クライアントさんによって『質問』の内容が違います。

同じクライアントさんでも、その日の悩みによって『質問』の内容が変わります。

コーチによっても繰り出す『質問の技』は様々で、その個性が光ります!

私自身の『質問の技』を会得し、クライアントさんに合せて自在に使うためにも、

1000本ノックのようにセッションを重ねて磨いていかねばなりません!

きっといつか、クライアントさんに「コーチングを受けて良かった。」と

心の底から言ってもらう日が来るためも、セッションあるのみと感じた講座でした。

 

こうして、まだまだ先が長いと思った『質問の技』編が終わりました。

あれ? もう11回終了しちゃった!!

もう半分近く終わったけど、まだ「コーチング」の入口の入口みたいな感じ!

残りのあと13回で、できるようになるのかしら???

と、正直なところ少し焦った気持ちになりました。

 

《2018年11月の出来事:私57歳・息子高1・義母88歳/介護14年目》

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