楽ヨメ介護

楽するヨメの介護日記〈4〉さっちゃんはこんな人

東京新宿の一流店で人気のお針子さん

福岡県北九州市の港町にある教育一家に生まれたさっちゃん

男三人続いた中での最初の女の子だったので、とても可愛がられたとのこと。

下には妹二人と弟一人。

姉御肌できっぷが良くて頑張り屋さんで気が強くて愛嬌のある女性のさっちゃん

その当時(昭和20年代)にもかかわらず、

高校を出たあと上京(お兄さんの家に同居)。

手先が器用なことから有名なデザイン専門学校に入り、

勤め先は新宿の一流仕立屋さんで、お針子さんとして働いていたそうです。

よく、その頃の話をしてくれました。

朝、新宿でコーヒーを飲んでから出勤したり、

夜はダンスホールで楽しく踊ったり、

有名な女優さんがお店に来て試着したの・・・など。

ハイカラでお洒落で先端のファッションを身近に感じてるという

私からしてみれば、うらやましい青春時代を送っていたんですね。

結婚して名古屋へ

知り合ったお義父さんは、名古屋出身で多くの兄弟の長男。

実家の反対を押し切って、大恋愛の末、仕事をやめて名古屋へ。

まあ、そこで大家族の家事一般を全部引き受けるという苦労が待ち構えているのですが

なんせ九州出身の頑張り屋さん!

肝っ玉母さんのごとく、見事に家を盛り立てるのでした。

私が結婚する直前は、88歳のお姑さんと、息子(私の夫)と三人で暮らしてました。

お義父さんは数年前に他界し、息子が結婚してからは

相性の悪いお姑さんとの二人暮らしが始まったのです。

きれい好きで料理上手

「伊勢湾台風で膝のあたりまで水が来たよ。」という家でしたけど、

毎朝額に汗がしたたるほど力一杯廊下や畳の拭き掃除をしていたので

いつ行っても風通しが良く気持ちのいい家でした。

お料理も得意で、お盆やお正月にはお皿にいっぱいのご馳走を作って

お嫁に行った義妹とその家族たちが来ては賑やかな宴を繰り広げていました。

ついたてには得意の刺繍でお花が施され、

一時は近所の人を集めて刺繍の先生をしたり、

近くの洋裁店に頼まれて縫い物をしていたそうです。

明るくて、元気で、いつも輪の中心にいて、

お茶目な笑顔でツッコミ鋭く、歯に衣を着せぬお喋りで人気者でした。

これが、結婚して数年間のさっちゃんの姿です。

さっちゃんは桜のイメージ

さっちゃんの我が家でのテーマカラーはピンクです。

タオルや器、家の中で着る服、パジャマ、全部ピンクでした。

住んでいた場所の地名に「桜」が入っていたことや、

生まれたのが3月で、春や桜をイメージできたことから

なんだか自然にテーマカラーになりました。

ちなみに私はイエロー、夫はブルー、息子はグリーン。

4人の4色はいい感じで生活に溶け込んでました。

「楽するヨメの介護日記」の画像テーマ「桜」なのは

さっちゃんだからなんです。

 

ABOUT ME
近藤 淳子
近藤 淳子
「“好奇心”は最高のアンチエイジング」がテーマのアラカンライター。 バブル時代を楽しみ、番組・イベント制作に没頭した後、38歳で結婚、41歳で出産、45歳で義母の痴呆介護同居がスタート!子育て&介護生活14年目。 新しいコトにはうきうきわくわく、ココロおどる毎日をめざすアラカンガールです。 ☆CBCTV「東海エリアの女性向け情報サイト CUCURU」でライター活動中 CUCURUはこちら>>>HPCUCURU内記事はこちら>>>ライター ☆2級ファイナンシャル・プランニング技能士 ☆コーチングプレイス認定コーチ ☆カメラ(Canon EOS KissX9)を愛用